- イルミナージュ
「この魔女イルミナ様に
なんでもお任せあれぇ~」
- 概要
オルティスの王女。愛称はイルミナ。
陽気で自由奔放な性格。
自他ともに認める美貌に、癖になる甘い声と口調で、あらゆる人間を虜にする。
魔物の使役と薬学に長けている。
彼女が盲目に崇拝し恋焦がれる兄、ヴィルフリートの指示のもと、国のために魔物と薬の研究にいそしんでいる。 - プロフィール
身長:160cm
体重:50kg
年齢:20代後半
誕生日:10月31日
血液型:B型(BO)
利き手:左
好きな食べ物:ハム、ウインナー、魚介類(特に貝類、甲殻類、イカやタコを好む)、赤ワイン
苦手な食べ物:野菜全般
好きなこと:衣服のデザインと制作、作った服を自分で着たり、誰かに着せること、薬草を使った実験、魔物の観察
苦手なこと:絵(本人に自覚はない)
一人称:私(わたし) - 容貌
少しくすんだ金色の、ふわふわとした柔らかな髪質。
髪の量は多めで、前髪が厚い。
目の形はたれ目であるが、柔和なイメージを与えるものというよりは、艶っぽさの強い印象を与える類のたれ目である。
きょうだいたちと瞳の色は同じだが、魔物を支配する瞳を持つ。
瞳孔の周りに輪の模様が入っている。
非常にグラマーな体形をしている上にスタイルも良く、ただ歩いているだけで男性を視線を惹きつけ魅了する。
本人も自信があり、スタイルの維持の努力は欠かさないとのこと。 - 人柄
自由奔放で、ひたすらに自分の道をゆく気質。
一方で、社交的で話好き、他人に対する面倒見も良く、王女として国民に慕われる性質も備えており、多くの国民から憧れ、愛されている女性でもある。
両親ともに同じ、実の兄であるヴィルフリートを異常なまでに恋い慕っている。
その理由は、イルミナージュの少女時代に、彼女の婚約者だった貴族の男性との間にトラブルが起きた際、彼に助けられたことがきっかけらしい。
一方で、美形の男性を好み、暇があれば弄んでいる。
兄に対する届かぬ想いを、歪な形で昇華させているのだろうか。 - 好きな食べ物
ハムやウインナーを好む。
加工肉の濃い、少しくどいかもしれないくらいの味が好きらしい。
また、赤ワインが好きで、それに合わせて嗜むことからこの二つを好んでいる。
魚介類を好むが、特に貝類、甲殻類、イカやタコを好む。
魔物たちに似ている外見であったりすることから、親近感が湧いてたくさん食べたくなるとのことらしい。 - 苦手な食べ物
野菜全般が苦手。
だが、健康、美容の維持のために必要最低限の量は摂取するよう努めている。
苦手な野菜を摂取することなく、野菜に含まれる、健康と美容に有用な栄養素が得られるような薬を作りたいと考えている。
その目的のため、余暇に薬の実験に没頭する彼女の姿が見られることもあるのだとか。 - 好きなこと
ファッションに関することは何でも好き。
衣服のデザイン、制作、作った服を自分で着たり、他人に着せて、あらゆる角度から楽しんでいる。
衣服の制作に関しては、手芸はそこまで得意ではないため、ファントムと魔物たちに衣服を作らせている。
妹のエレアノールや弟のアリステッドを主なモデルとしてきた。
幼いころから薬に興味を示し、勉強を続けてきた。
仕事においても自身の薬学の知識を活かし貢献しているが、プライベートでも、自分の望む薬を作るために奮闘している。
ちなみに、最も開発したいと考えている薬は、兄を振り向かせるための惚れ薬らしい。
イルミナージュは、魔物の観察を常日頃から行っている。
自分の得意な分野をさらに高めるために、他の人が使役した魔物、野生の魔物、種族問わず見かけるとじーっと目で追っている。 - 苦手なこと
本人に自覚はないが、絵が苦手。
他人から見ると、何を描いているのかわからないものを描く。
手汗がにじんで紙を真っ黒にしてしまってもお構いなく絵を描く。
衣服のデザイン画も、たくさんの線がぐしゃぐしゃに重なっており、どんな服であるのか、彼女以外にはさっぱりわからないものとなっている
しかし、ヴィルフリートだけは何を描いているのか理解することができる。 - 魔法、武器について
魔女の箒のような形の杖を愛用する。
絵本に登場する魔女のように、箒に乗って空を自由に飛ぶことも可能である。
戦闘時は箒状の杖をタクトのような形に変化させ、音楽を指揮するかのように魔物を操り戦う。
魔物はどこにいようとも、彼女の意思で呼び出され利用される。
城内の魔物保管場にいるもの、野生の魔物の二種類が存在する。
オルティス王族の血筋の者だけが使役可能である、ファントム・ザ・ギャレットと呼ばれる亡霊のような特別な魔物も使役する。
こちらには死の概念がなく、魔物のように使い捨てにならず、大量に呼び出すことができる。 - 人間関係
- レスティア
レスティアとイルミナージュ、二人の業務はほぼ重なるところがない。
ゆえに、接点も関係もないと言える。
しかしイルミナージュは、レスティアの親友であるベアトリーチェへ接触を図り、王女と一般国民の間柄であるにもかかわらず、特別に親しくしている。
イルミナージュの真意とは……。
- ベアトリーチェ
辺境の村に住む貧しい彼女に、王女イルミナージュは一方的に親しい態度を見せる。
もちろんベアトリーチェは、憧れの的である王女が自分へ興味を示してくれたことを、純粋に喜ぶのだが……。 - 久暁
妹エレアノールの偽りの付き人。
美しい容貌の男だったので、狙っているものの、なかなか捕まえることができずムズムズしている。
- エレアノール
イルミナージュの妹。
歳の離れた妹であり、イルミナージュはエレアノールをとても可愛がっているものの、エレアノールからは敬遠されている。 - アリステッド
イルミナージュの弟。
最も歳の近いきょうだいということで、過ごした時間は最も長いものの、性格は噛み合わない様子。
イルミナージュとしては、普通にアリステッドのことを可愛がっているつもりらしい。
- ヴィルフリート
イルミナージュの兄であり、想い人。
ヴィルフリートが、妹の想いをどう受け止めているのかは謎に包まれている。
とはいえ、兄として、家族として、ごく平穏な家族と変わらない態度で接している。