- エルド
「いつでも
ここに来てくれていいからな」
- 概要
オルティスの辺境の森に暮らす青年。
明るく朗らかな性格。
森に侵入してきた魔物に襲われそうになったところ、リベリカルテスターという少女に助けられ、彼女のことを気にかけるようになる。
彼は後に、その少女にレスティアという名前を与えた。
彼は、魔力をほとんど持たない人間である。
魔力が全てのこの世界において、苦しい立場に置かれているはずの人間であるが、暖かな両親と共に、それなりに楽しく過ごしている。 - プロフィール
身長:178cm
体重:70kg
年齢:20代前半
誕生日:3月30日
血液型:B型(BO)
利き手:右
好きな食べ物:チーズフォンデュ、焼ききのこ
苦手な食べ物:なし
好きなこと:料理、木を切ること、森の動物たちと遊ぶこと
苦手なこと:魔法、頭を使うこと
一人称:オレ - 容貌
明るいけれど、少しくすんだ金色の髪で、短くつんつんとした無造作な髪型をしている。
前髪は邪魔なので、ほとんどないくらいに切ってしまっている。
瞳は小さく色は濃い茶色で、とても目の表情が豊か。
目はパッチリとしており、いつも冴えて見開いているように見える。
眉毛は太く濃くはっきりとしているが、横幅は短め。
口が大きく、笑うと白い歯がとても目立つ。 - 人柄
明るく朗らかでよく笑い、暖気な性格。
生まれつき魔力が少なく、簡単な魔法すら十分にできないことに劣等感を抱いているが、気にしていてもしょうがないと割り切っている。
また、とてもお人好し。
重い荷物に困っている人を助けたり、迷子になった子供を保護したり、魔法は使えなくとも、他人の力になれるように、自分にできることをする。
リベリカルテスターに、いつでもこの森に来てくれてもいいと伝えたのも、彼にとっては特別なことではなかったのだ。 - 好きな食べ物
チーズフォンデュが好き。
普段は城下町の出店で購入し、歩きながら食べることが多い。
また家族で鍋を囲んで楽しく食べることも好き。
一番好きな具材は、王道にこんがり焼いた長いパン(バゲット)である。
焼ききのこも好物である。
動物たちに、人間に対する毒がなく、食べごろなきのこがあるかどうかを尋ね、美味しいものを分けてもらうのだそうだ。
好きなきのこは、まるっとふっくらした傘に、柄の部分が太い種類のきのこ(ポルチーニ)である。 - 好きなこと
料理が好き。
プロの料理人並みに上手というわけではないのだが、人並みに美味しい料理を作ることができる技術がある。
家の料理は彼が担当している日がほとんどである。
また、森の動物たちにも頻繁に手作りの料理を振舞っている。
木を切ることも好きである。
仕事ではあるし、体力を使うので疲れるが、自分が切り出した木材が、自分の手の及ばないところで、家具になったり、建物になったり、人の役に立っていることが嬉しいと感じているらしい。
森の動物たちと遊ぶことも日課となっている。
楽しいだけでなく、森に異変がないか調べるのに役立つらしい。 - 苦手なこと
身体に魔力がほとんど流れておらず、魔法がほとんど使えないため、魔法はとても苦手である。
辺境の地に住んでおり、決して裕福ではない家で生まれ育ったため、本を読んで知識を得たり、何らかの学問に励む機会を得られなかったため、頭を使うことも苦手である。
生活に必要な、最低限の読み書きの能力と、お金の計算程度の知識しか持っていない。 - 魔法、道具について
前述のとおり、エルドは魔力をほとんど持たず、魔法はほぼ使えない。
わずかに備える魔力を使い、簡単な道具を短時間、出現させられる程度である。
木を切る仕事のために斧を、草を刈るために鎌を出すことが多い。
しかし、彼自身も普通に作った道具を使った方が扱いやすいのではと思っているらしい。
それでも、毎日続けていけば、少しでも魔法を上達させられるのではないかと思い、そうしているとのこと。
彼の父と母も、一般人よりは魔力の量で大きく劣っているものの、息子のエルドよりはもう少し上手に魔法を使うことができる。 - 人間関係
- リベリカルテスター
エルドにとっての命の恩人。
しかし、彼女にとっても、彼は人生の恩人である。
後にエルドは、名前を名乗れないらしい彼女に「レスティア」という名前を与えることになった。