第二回、キャラクター紹介を行っていきます。
今回はアメシストというキャラクターについて、紹介していきたいと思います。
特にキャラクターの順番にルールはありませんが、イラスト、漫画において出番の多いキャラクター、物語の主要人物を先に書いていくことになるかと思います。
「うむ、全て私に任せるのだ!」
- 概要
名前はアメシスト・ウィスタリア。
紫水晶から生まれた魔法使いの小さな女の子。外見は10歳くらい。
紫の雷を操り、素早い動きで相手を翻弄し戦うことが得意。
蝶の形をした髪飾りを常に身につけ、大切にしている。悪い魔法使い、レオンハルトによって離れ離れにされてしまった青年、ヴァンを探しつつ、人助けをしている。
家を持たず野宿で生活していたが、現在はリリーという人間の少女の家に居候し生活している。 - プロフィール
身長:131cm
体重:27kg
年齢:人間でいうと10歳くらい
誕生日:冬
血液型:A型(AO)
利き手:右
好きな食べ物:ぶどう、川魚の焼き魚
苦手な食べ物:特になし
好きなこと:フリルのドレスの収集とデザイン、かけっこ、木登り、虫取り
苦手なこと:頭を使うこと
口癖:「うむ!」「~なのだ」 - 容貌
紫水晶を溶かして絹に丁寧に織り込んだかのように美しく波打つ、紫色の柔らかく長い髪が特徴。
瞳の色は強く濃く、見る者を引き込んで離さない、暁の斜光のような紅色。肌は新雪のように白く柔らか。
胸元に薔薇の刻印が焼き付けられている。これはレオンハルトによって施された、追跡の魔法である。 - 人柄
王様口調ではあるものの、素直で気のいい性格。
美しい人形のような外見をしており、その美貌に初対面の者は近づきがたさを覚えてしまうこともある。
しかし、一度口を開いてしまえば、そのような心配をする必要はないとすぐに分かる。
基本的にはどんな相手とでも、変わらない態度で気さくに話を始める。
好奇心旺盛で細かなことにも興味を示し、いつもちょこちょことせせこましく動き回っている。
困っている人を放っておけず、悪人を見れば必ず懲らしめに行く、幼いながらも正義感の強さを持っている。 - 好きな食べ物
好きな食べ物であるぶどうについて、房ごと丸呑みし、茎だけを残し吐き出すという芸当によって効率良く食べる。
川魚については、ヴァンと一緒に魚を取って食べたことが楽しかったらしく、その思い出によってより美味しいと感じているようである。
どんな魚も、骨ごとバリバリと噛み砕いて、全身残さず食べる。 - 好きなこと
フリルやリボンがたくさん付いたドレスを好み、暇なときにはドレスを魔法で様々なデザインに変化させ楽しんでいる。
そのきっかけは、彼女の親となった蝶の魔法使い、ウィスタリアが彼女のために初めて作ってくれた服が、フリルやリボンの服であったからである。
そのため、人間世界のゴシックロリータファッション、甘ロリータファッションに興味津々。
本屋に出かければ必ずロリータファッション雑誌を読みふけっている。
「うむ、私のドレスの魔法の参考資料として、非常に良い書物なのだ!」とのこと。
大の虫好き。
ウィスタリアのことが大好きなため、蝶が一番好きなようだが、カブトムシやクワガタなどの甲虫、蛾、芋虫なども好き。
Gも平気なようで、気にせず素手で捕まえることができるので、リリーの部屋にGが現れたときはアメシストがすぐに駆け付け、拾って逃がしている。
肌身離さず身につけている蝶の髪飾りは、彼女を育てた蝶の魔法使い、ウィスタリアの遺骸である。
アメシストとウィスタリアは旅をして楽しく穏やかに過ごしていたが、ある日、彼らの滞在していた森で火事が起こってしまう。
その炎からアメシストを守るために、ウィスタリアたちは焼かれて命を落とし、灰になってしまった。
最後のウィスタリアが、魔法を使って自分を髪飾りに変化させ、アメシストとこれからもずっと一緒にいることを誓った。 - 苦手なこと
頭を使う作業はあまり得意ではない。
難しい問題に直面すると「うむむむむむむむ…………」と頭を抱える。 - 魔法について
アメシストの魔力によって生み出された紫色の雷は、魔法の杖によって自在に操ることができる。
多方向への放出、雷として落とす、球状にして飛ばす、地に這わせる、様々な扱い方が可能である。
アメシストは雷の魔法を得意とするほか、魔力の感知を行うことも得意である。
生命、物体が持つ魔力を見定め、外敵の気配、さらには位置を感じ取り、魔法を放つ方向などを定め、戦闘を行う。
さらに、雷の魔法を自分、もしくは他者の身体の機能を向上させるためのエネルギーとして変換する技術も身につける。
アメシストの雷光を受けた者は、いつもよりも身軽に動くことができ、魔力を効率よく扱えるようになる。
また、身体の治癒を促す作用も備えている。
自身の雷の魔法を、相手を焼くための攻撃とするか、支援の魔法とするかは、アメシストのコントロール次第である。